Evernoteの位置情報を使う(1) - 位置情報の基本
Evernoteで位置情報使ってますか?
ノートを作成するときには位置情報つけるようにしているけれど、実際はほとんど使わないという方多いのではないでしょうか。自分もそうです。なぜでしょう?
地図からノートを検索できるのがモバイル端末に限られていることが大きな原因だと思います。
そこで、デスクトップから位置情報を使いやすくする工夫をしようと考えました。
Evernoteの位置情報とは…
説明するまでもありませんが、位置情報とはGPSなどを利用して取得した緯度、経度、高度などの情報です。Evernoteではノート単位で位置情報をつけることができます。1ノートにつき1地点までです。
位置情報は「通常、ノートがモバイルアプリを使って作成されたときに追加される」そうです。
たしかに公式のモバイルアプリで作成したノートは現在位置の位置情報がつきますね。FastEverを始めとしたサードパーティ製アプリからノートを作成する場合も、位置情報をつけられることが多いです。他にもMapion、ぐるなびなどのWebサービスやEye-Fiという製品からも位置情報つきノートを作成できます。
FastEver 
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今回は、そんなEvernoteの位置情報つきノートを検索する方法の紹介です。ただし、PostEverのように本文に位置情報を保存しているノートは対象外です。
PostEver - 1日分のメモが1つのEvernoteノートに 
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Evernote内の位置情報つきノートを検索する方法は主に2つあります。
- 高度な検索演算子
- 地図
高度な検索演算子
「高度な検索演算子」とは、latitude(=緯度)、longitude(=経度)、altitude(=高度)という文字列を使用して検索する方法です。
例として、このページ(日本の東西南北端点の経度緯度|国土地理院)を参考に「日本国内の位置情報がついたノート」の検索条件を作成します。
最東端の経度は、東京都 南鳥島の153°59′11″です。Evernoteで検索するために10進数に変換すると、およそ153.986388889となります。同様に全端点で計算します。
- 最東端:153°59′11″→153.986388889
- 最西端:122°56′01″→122.933611111
- 最南端:20°25′31″→20.425277778
- 最北端:45°33′28″→45.557777778
それぞれ「高度な検索演算子」をつけると「latitude:20.425277778 -latitude:45.557777778 longitude:122.933611111 -longitude:153.986388889」となります。これが日本国内の位置情報がついたノートの検索条件です。試しに検索してみましょう。
- デスクトップで「日本国内の位置情報つきノート」を検索
(Evernote for Macのみで動作確認済みです。Windows版では動作するかわかりません。) - Webで「日本国内の位置情報つきノート」を検索
(あらかじめブラウザでEvernote for Webにログインした状態で実行してください。) - withEverで「日本国内の位置情報つきノート」を検索
(iOSからのみ。あらかじめwithEverをインストールした状態で実行してください。)
非対応端末からはコピペで検索してください。
もしかしたら韓国あたりの位置情報つきノートまでヒットしてしまうかもしれません。緯度経度で検索しているため仕方ないのです。
同様にして、「東京都 市区町村の役所・役場及び東西南北端点の経度緯度(世界測地系)」を参考にすると、東京23区の位置情報つきノートを検索できます。検索条件は「latitude:35.521111111 -latitude:35.817777778 longitude:139.562777778 -longitude:139.894722222」です。
この「高度な検索演算子」はどの端末からも使用できるのが特徴です。
でも、緯度経度は到底覚えられませんね。「保存された検索」を使って検索条件を保存しておきましょう。…とはいっても、最初に検索条件を調べるのも大変ですね。それについては次回以降対処します。
地図
一方、「地図」から検索する方法もあります。
公式のiOS、Android、Window Phoneアプリを使います。どれも地図で表示した範囲にノート数のマーカーが表示される形式です。また、既存ノートに対して位置情報の付加、編集ができます。
参考:Evernote for Androidが大きくアップデート « Evernote日本語版ブログ
参考:Evernote for Windows Phone 日本語版公開! « Evernote日本語版ブログ
公式以外にも地図から検索できるアプリ、Webサービスはあります。
EverPictureというiOSアプリは、Evernoteのノートに含まれる写真、画像を表示します。検索方法の1つとして地図があります。
EverPicture 
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Déjà VuというWebサービスは、Evernoteと連携する写真メモサービスです。Evernoteに「Deja Vu」というノートブックが作成され、そこに写真メモが入ります。

あまり使ってませんが、スクリーンショットです。iOSアプリがあり、ブラウザからもアプリからも地図でメモを検索できます。ただし、検索対象はDéjà Vuで作成したメモのみです。
このように、地図検索は「高度な検索演算子」に比べると圧倒的にわかりやすいですが、モバイル端末以外でほとんど使えません。いつかはデスクトップクライアントやWebに「マップビュー」が搭載されることを期待していますが、現状存在しませんね。
Evernoteのノートを地図で検索できるWebサービスがあればいいのに、と思うので開発者の方お願いします。
おわりに
書いていたら長くなってきたので、分割してシリーズ化っぽくしました。普段からEvernoteを使っている方にとっては今更な話題になってしまいましたね。
次はもう少し実用的な話になります。
シリーズ化といってもネタがたくさんあるわけではありません。このシリーズに使えそうなジオタグネタ募集中です。
Evernoteの位置情報を使う
- Evernoteの位置情報を使う(1) - 位置情報の基本
- Evernoteの位置情報を使う(2) - 地図から検索する
- Evernoteの位置情報を使う(3) - ノートに位置情報を付ける
- Evernoteの位置情報を使う(4) - 距離で検索する
- Evernoteの位置情報を使う(5) - ノートから位置情報を削除する
- Evernoteの位置情報を使う(6) - ノートを地図で閲覧する
- Evernoteの位置情報を使う(7) - withEverで現在地のノートを検索する